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受講者の目的や段階に応じて選択が出来るよう 以下の2種類のコース設定がございます。
・ テクニカルロープレスキュー ファーストレスポンダー ・・・ 初歩的対応レベル
・ テクニカルロープレスキュー テクニシャン ・・・ 技術専門員レベル
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両コースとも最初に救助者に必要となる「救助者としての心構え」(レスキュー哲学)や装備に関しての知識面を机上講習で学び、
ロープレスキューの基礎となる結び方や倍力効果を利用した基本的なロープワークを実地で学びます。そしてそれらを応用した比較的傾斜の低い場所
(ロウアングル)においての上昇及び下降の到達方法と救助技術を、実技を通じて習得します。更にテクニシャンレベルにおいては、より高度で組織的な
ロープ技術を駆使し、傾斜の高い場所(ハイアングル)及び垂直状況(バーチカル)での上昇及び降下の到達方法と救助技術を、実技を通じて習得します。
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従来までのロープレスキューコースは、個人スキルを重視した内容であり、コース受講の際にも受講者個人の経験が求められる
分野でした。レスキュー先進国であるアメリカの各専門団体は、このロープレスキューコースを体系化することで、多くの人々がこれを受講
することにより、実際の事故現場における救助活動の成功と発展につながることを確信し、これらの体系化に努めました。この様な背景から
レスキュー3社は、アメリカにおける「NFPA(米国防災協会)」のガイドライン規準に対応した「Technical Rope Rescue course」を確立し、
多くの人々に普及活動を行ってきました。 現在、アメリカでは警察官、消防士、森林レンジャー、そして山岳救助隊等、ロープを使用した
救助活動を職業的に携わる人々がこのコースを受講し、それぞれの職務に活用しています。また、このコースは、アメリカのみならず
オーストラリアなど他のレスキュー先進国でも啓蒙されています。
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このコースで紹介する技術や知識はロープレスキュー技術の基本であり、山岳や崖でのレスキュー活動だけでなく、
高層建築物、洞穴、密閉空間等においての様々なロープレスキュー分野に応用し活用することができる内容となっています。そのため、
限定された人々のみならず、ロープを使用したレスキュー活動を行うあらゆる分野の人々が受講対象となっています。
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レスキュー3ジャパンが設定する規準を満たし、全行程を修了された方には、レスキュー3社の国際認定資格を発行致します。
この資格は、最大3年間有効になります。
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